● 依頼人
年齢 30代 性別 女性
● 相談前
自分の娘が言うことを聞かないため、躾のつもりで二発殴り、全治1週間の打撲傷を負わせ、逮捕勾留された。
● 相談後
被疑者は、罪を素直に認め、反省しており、娘と一緒に生活のやり直しを求めた。
娘は、弁護士と相談し、祖父母宅で生活はするが、母親の行為は許し、早期釈放の上、刑事処分を求めない旨の嘆願書を作成した。
検察官も嘆願書を考慮し、不起訴処分にて釈放した。
● 弁護士からのコメント
最近香川県においては、児童虐待の事件が多く、警察も身体的な暴力があれば、すぐに逮捕する傾向にある。
そのため、躾のつもりで殴る場合でも逮捕勾留される可能性があるため、理由の如何を問わず、身体的な暴力は行わないようにしなければならない。